31-6 疾病のスクリーニング検査の評価指標に関する記述である。

問. 疾病のスクリーニング検査の評価指標に関する記述である。正しいのはどれか。 1つ選べ。

(1) 敏感度は、スクリーニング検査で陽性であった者のうち、実際に疾病があった者の割合である。

(2) 特異度は、スクリーニング検査で陰性であった者のうち、実際には疾病がなかった者の割合である。

(3) 空腹時血糖値による糖尿病のスクリーニングにおいて、カットオフ値を高く設定すると、敏感度は高くなるが特異度は低下する。

(4) 陽性反応的中度は、実際に疾病がある者のうちスクリーニング検査で陽性であった者の割合である。

(5) 陽性反応的中度は、スクリーニングを行う集団における当該疾病の有病率の影響を受ける。

 

スポンサーリンク
答. (5)
解説

× (1) 陽性反応的中度は、スクリーニング検査で陽性であった者のうち、実際に疾病があった者の割合である。

× (2) 陰性反応的中度は、スクリーニング検査で陰性であった者のうち、実際には疾病がなかった者の割合である。

× (3) 空腹時血糖値による糖尿病のスクリーニングにおいて、カットオフ値を高く設定すると、特異度は高くなるが敏感度は低下する。

× (4) 敏感度は、実際に疾病がある者のうちスクリーニング検査で陽性であった者の割合である。

(5) 陽性反応的中度は、スクリーニングを行う集団における当該疾病の有病率の影響を受ける。

 

⇐前   次⇒