問. たんぱく質・アミノ酸の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) トランスフェリンの半減期は、レチノール結合たんぱく質より短い。
(2) たんぱく質の平均半減期は、筋肉より肝臓で長い。
(3) アミノ酸の筋肉への取り込みは、インスリンにより抑制される。
(4) バリンは、ケト原性アミノ酸である。
(5) ロイシンは、筋たんぱく質の合成を促進する。
答. (5)
解説
× (1) トランスフェリンの半減期は、レチノール結合たんぱく質より長い。
半減期は、トランスフェリン:7~10 日、レチノール結合たんぱく質:約 0.5 日である。
× (2) たんぱく質の平均半減期は、肝臓より筋肉で長い。
× (3) アミノ酸の筋肉への取り込みは、インスリンにより促進される。
× (4) バリンは、糖原性アミノ酸である。
○ (5) ロイシンは、筋たんぱく質の合成を促進する。