39-86 日本人の食事摂取基準(2020 年版)において、生活習慣病の重症化予防を目的とした量を設定した栄養素である。

問. 日本人の食事摂取基準(2020 年版)において、生活習慣病の重症化予防を目的とした量を設定した栄養素である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

(1) たんぱく質

(2) 飽和脂肪酸

(3) トランス脂肪酸

(4) ナトリウム

(5) カリウム

 

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答. (4)
解説

× (1) たんぱく質
⇒ 生活習慣病の発症予防を目的とした量(DG)が設定されている。

× (2) 飽和脂肪酸
⇒ 生活習慣病の発症予防を目的とした量(DG)が設定されている。脂質では、コレステロールに脂質異常症の重症化予防を目的とした摂取量(200mg/日未満)が設定されている。

× (3) トランス脂肪酸
⇒ 冠動脈疾患の危険因子であるものの、摂取量が少なく健康への影響が小さいと考えられるため、基準は設定されていない。参考値として、1% エネルギー未満でできるだけ低く留めることが望ましいと示されている。

(4) ナトリウム
高血圧及びCKDの重症化予防を目的とした摂取量(食塩相当量で6.0g/日未満)が設定されている。

× (5) カリウム
⇒ 生活習慣病の発症予防を目的とした量(DG)が設定されている。

 

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