問. 血糖の調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 食後には、グルカゴンは、筋肉へのグルコースの取り込みを促進する。
(2) 食後には、インスリンは、肝臓のグリコーゲン分解を促進する。
(3) 食後には、単位重量当たりのグリコーゲン貯蔵量は、肝臓よりも筋肉で多い。
(4) 空腹時には、トリグリセリドの分解で生じたグリセロールは、糖新生に利用される。
(5) 急激な無酸素運動時のグルコース生成は、主にグルコース・アラニン回路による。
答. (4)
解説
× (1) 食後には、インスリンは、筋肉へのグルコースの取り込みを促進する。
× (2) 食後には、インスリンは、肝臓のグリコーゲン分解を抑制する。
× (3) 食後には、単位重量当たりのグリコーゲン貯蔵量は、筋肉よりも肝臓で多い。
○ (4) 空腹時には、トリグリセリドの分解で生じたグリセロールは、糖新生に利用される。
× (5) 急激な無酸素運動時のグルコース生成は、主にコリ回路による。