問. 血糖とその調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1) 筋肉グリコーゲンは、血糖維持に利用される。
(2) インスリンは、筋肉への血中グルコースの取り込みを抑制する。
(3) 健常者の血糖値は、食後約3時間で最高値となる。
(4) 糖新生は、筋肉で行われる。
(5) アドレナリンは、肝臓グリコーゲンの分解を促進する。
答. (5)
解説
× (1) 筋肉グリコーゲンは、血糖維持に利用されない。
筋肉には、グルコース6-ホスファターゼが存在しないため。
× (2) インスリンは、筋肉への血中グルコースの取り込みを促進する。
× (3) 健常者の血糖値は、食後約30分~1時間で最高値となり、食後2~3時間で元のレベルに戻る。
× (4) 糖新生は、肝臓・腎臓で行われる。
○ (5) アドレナリンは、肝臓グリコーゲンの分解を促進する。