問. 年齢調整死亡率(直接法)に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 要因の曝露群と非曝露群の死亡率の比によって算出する。
(2) 要因の曝露群と非曝露群の死亡率の差によって算出する。
(3) 基準人口の年齢別死亡率を用いて算出する。
(4) 標準化死亡比として表す。
(5) 基準人口の年齢構成によって、数値は変化する。
答. (5)
解説
× (1) 要因の曝露群と非曝露群の死亡率の比によって算出する。
⇒ 相対危険に関する記述である。
× (2) 要因の曝露群と非曝露群の死亡率の差によって算出する。
⇒ 寄与危険に関する記述である。
× (3) 観察集団の年齢別死亡率を用いて算出する。
年齢調整死亡率(間接法)では、基準人口の年齢別死亡率を用いて算出する。
× (4) 標準化死亡比として表す。
⇒ 年齢調整死亡率(間接法)に関する記述である。
○ (5) 基準人口の年齢構成によって、数値は変化する。