30-40 妊娠と妊娠合併症に関する記述である。

問. 妊娠と妊娠合併症に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1) 受精卵の着床部位から、プロゲステロンが分泌される。

(2) オキシトシンは、乳汁の産生を促進する。

(3) 妊娠により、黄体は消失する。

(4) 糖代謝異常合併妊娠では、ケトアシドーシスの頻度が増加する。

(5) 妊娠高血圧症候群の重症度は、血清アルブミン値で分類する。

 

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答. (4)
解説

× (1) 受精卵の着床部位から、プロゲステロンは分泌されない。
プロゲステロンは、黄体や胎盤から分泌される。

× (2) プロラクチンは、乳汁の産生を促進する。
オキシトシンは、射乳を促進する。

× (3) 妊娠により、黄体は妊娠黄体となる。

(4) 糖代謝異常合併妊娠では、ケトアシドーシスの頻度が増加する。

× (5) 妊娠高血圧症候群の重症度は、血清アルブミン値で分類しない。
収縮期血圧 160 mmHg 以上または拡張期血圧 110mmHg 以上の場合や、母体の臓器障害、子宮胎盤機能不全がある場合に重症と診断される。

 

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