問. 上部消化管疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) わが国では、食道がんは、中部食道に比べて下部食道に多い。
(2) 胃食道逆流症では、下部食道括約筋機能の亢進がみられる。
(3) 早期胃がんでは、ボールマン(Borrmann)分類が用いられる。
(4) ヘリコバクター・ピロリ菌感染は、萎縮性胃炎を起こす。
(5) 早期ダンピング症候群は、インスリンの過剰分泌で起こる。
答. (4)
解説
× (1) わが国では、食道がんは、下部食道に比べて中部食道に多い。
× (2) 胃食道逆流症では、下部食道括約筋機能の低下がみられる。
× (3) 進行胃がんでは、ボールマン(Borrmann)分類が用いられる。
○ (4) ヘリコバクター・ピロリ菌感染は、萎縮性胃炎を起こす。
× (5) 後期ダンピング症候群は、インスリンの過剰分泌で起こる。