問. コレステロールに関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) エストロゲンは、血中 LDL コレステロール値を上昇させる。
(2) コレステロールの合成は、フィードバック阻害を受けない。
(3) HDL は、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の作用によりコレステロールを取り込む。
(4) コレステロールは、ペプチドホルモンの前駆体である。
(5) 胆汁酸は、胆嚢で産生される。
答. (3)
解説
× (1) エストロゲンは、血中 LDL コレステロール値を低下させる。
× (2) コレステロールの合成は、フィードバック阻害を受ける。
コレステロール合成の律速酵素であるHMG-CoA還元酵素は、コレステロールによりフィードバック阻害を受ける。
○ (3) HDL は、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の作用によりコレステロールを取り込む。
× (4) コレステロールは、ステロイドホルモンの前駆体である。
× (5) 胆汁酸は、肝臓で産生される。