問. 高血圧に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) レニン分泌の増加は、血圧を上昇させる。
(2) 副交感神経の興奮は、血圧を上昇させる。
(3) 孤立性収縮期高血圧は、若年者に多い。
(4) 仮面高血圧は、診察室血圧が高血圧で、家庭血圧が正常であるものをいう。
(5) 二次性高血圧は、本態性高血圧よりも患者数が多い。
答. (1)
解説
○ (1) レニン分泌の増加は、血圧を上昇させる。
× (2) 副交感神経の興奮は、血圧を低下させる。
× (3) 孤立性収縮期高血圧は、高齢者に多い。
× (4) 仮面高血圧は、家庭血圧が高血圧で、診察室血圧が正常であるものをいう。
診察室血圧が高血圧で、家庭血圧が正常であるものは、白衣高血圧という。
× (5) 本態性高血圧は、二次性高血圧よりも患者数が多い。
日本では、高血圧の約90%が本態性高血圧である。