問. 根拠(エビデンス)に基づいた医療(EBM)に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 診療ガイドラインの作成は、法律で定められている。
(2) 系統的レビューは、研究倫理審査委員会の報告書のことを指す。
(3) メタアナリシスは、複数の研究において得られた効果を総合的に判断するときに有用である。
(4) 臨床経験の豊富な権威者による意見は、質の高いエビデンスとみなされる。
(5) 民間企業との共同研究で得られた成果は、利益相反を開示しなくてもよい。
答. (3)
解説
× (1) 診療ガイドラインの作成は、法律で定められていない。
× (2) 系統的レビューは、対象となるテーマに関する論文を決められた基準に従って収集し、批判的に吟味することである。
○ (3) メタアナリシスは、複数の研究において得られた効果を総合的に判断するときに有用である。
× (4) 臨床経験の豊富な権威者による意見は、質の低いエビデンスとみなされる。
× (5) 民間企業との共同研究で得られた成果は、利益相反を開示する。