問. 「週3日休肝日にする」という行動目標を、1か月継続している男性への管理栄養士の支援である。トランスセオレティカルモデルに基づいた支援として、正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 行動目標について、家族に宣言するように勧める。
(2) 毎晩の飲酒を続けることによる健康へのリスクを説明する。
(3) 家に、アルコール飲料を置かないことを勧める。
(4) 休肝日を守ることのメリットとデメリットを、一緒に考える。
(5) お酒のエネルギー量を、調べてみるように伝える。
答. (3)
解説
行動を変容して1か月であるため、トランスセオレティカルモデルの実行期に当たる。
× (1) 行動目標について、家族に宣言するように勧める。
自己の解放であり、準備期における支援である。
× (2) 毎晩の飲酒を続けることによる健康へのリスクを説明する。
感情的経験であり、前熟考期における支援である。
○ (3) 家に、アルコール飲料を置かないことを勧める。
刺激統制であり、実行期における支援である。
× (4) 休肝日を守ることのメリットとデメリットを、一緒に考える。
自己の再評価であり、熟考期における支援である。
× (5) お酒のエネルギー量を、調べてみるように伝える。
意識の高揚であり、前熟考期における支援である。