問. 社員に高血圧者の割合が高いA社では、全社をあげて減塩対策に取り組むことになった。全社員の食塩摂取量低減に向けた、カフェテリア方式の社員食堂での取組である。効果が期待されるものとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
(1) 入口の食事サンプルに、食塩相当量のポップ（POP）を掲示
(2) 卓上メモで、食塩摂取量と高血圧の関連を情報提供
(3) 新しい減塩セットメニューの開発・販売
(4) すべての汁物の塩分濃度の漸次低減
答. (4)
解説
× (1) 入口の食事サンプルに、食塩相当量のポップ（POP）を掲示
× (2) 卓上メモで、食塩摂取量と高血圧の関連を情報提供
× (3) 新しい減塩セットメニューの開発・販売
○ (4) すべての汁物の塩分濃度の漸次低減
POPの掲示や情報提供、減塩メニューの開発などは、社員の食事選択に働きかけるものであり、個々の社員の意識などにより効果にバラつきが出てしまう可能性がある。
(4) すべての汁物の塩分濃度の漸次低減 は、社員のメニュー選択に関わらず、確実に食塩摂取量の低減効果が見込める。