30-70 遺伝子多型と倹約(節約)遺伝子に関する記述である。

問. 遺伝子多型と倹約(節約)遺伝子に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

(1) フェニルケトン尿症は、遺伝子多型によって発症する。

(2) 遺伝子多型の出現頻度には、人種差は存在しない。

(3) 倹約(節約)遺伝子とは、体脂肪の蓄積しやすい体質を生む遺伝子である。

(4) 倹約(節約)遺伝子仮説を唱えたのは、リネン(LynenF)である。

(5) 脱共役たんぱく質(UCP)遺伝子は、倹約(節約)遺伝子の候補である。

 

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答. (3),(5)
解説

× (1) フェニルケトン尿症は、遺伝子変異によって発症する。

× (2) 遺伝子多型の出現頻度には、人種差は存在する。

(3) 倹約(節約)遺伝子とは、体脂肪の蓄積しやすい体質を生む遺伝子である。

× (4) 倹約(節約)遺伝子仮説を唱えたのは、ニール(J.V.Neel)である。
リネン(LynenF)は、アセチルCoAの構造を決定した。

(5) 脱共役たんぱく質(UCP)遺伝子は、倹約(節約)遺伝子の候補である。
 

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