28-14 先天性風疹症候群に関する記述である。

問. 先天性風疹症候群に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

(1) 妊娠初期の風疹感染が危険である。

(2) 小児期に風疹感染の既往のある者が危険である。

(3) 妊婦へワクチンを接種することが推奨されている。

(4) 妊娠前に配偶者へワクチンを接種することが推奨されている。

(5) 特徴的な症候に、二分脊椎症がある。

 

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答. (1),(4)
解説

(1) 妊娠初期の風疹感染が危険である。

× (2) 小児期に風疹感染の既往のない者が危険である。

× (3) 妊娠前にワクチンを接種することが推奨されている。
妊婦へのワクチン接種は、垂直感染のリスクがあるため禁忌である。

(4) 妊娠前に配偶者へワクチンを接種することが推奨されている。

× (5) 特徴的な症候に、白内障、難聴、心疾患がある。
二分脊椎症は、葉酸欠乏による神経管閉鎖障害のひとつである。