社会・環境と健康

応用栄養学

低出生体重児

出生体重が2,500g未満の児。母子保健法で、保護者による市町村への届出義務が規定されている。 ○ 妊婦の喫煙は、低出生体重児のリスクとなる。(31-89)
社会・環境と健康

酸性雨

工場や自動車から排出される硫黄酸化物、窒素酸化物によって強い酸性の雨が降る現象。
社会・環境と健康

イタイイタイ病

四大公害病のひとつ。 <発生時期>1910~1970年代 <発生場所>富山県神通川流域 <原因>鉱山廃水中のカドミウム <症状>腎臓・骨の障害
社会・環境と健康

四日市喘息

四大公害病のひとつ。 <発生時期>1962年頃 <発生場所>三重県四日市市 <原因>石油コンビナートから排出された硫黄酸化物 <症状>気管支喘息 × 四日市喘息は、食物連鎖が大きく影響した公害病または事件である。(31-3)
社会・環境と健康

光化学オキシダント

大気中の窒素酸化物と炭化水素が強い紫外線により反応することで生じる、大気汚染物質のひとつ。光化学スモッグの原因物質である。環境基準達成率は極めて低い。 × 光化学オキシダントの環境基準達成率は、90%を超える。(32-2)
社会・環境と健康

化学的酸素要求量 (COD)

水中の有機物を化学的に分解するのに必要な酸素の量。 水質汚濁に係る指標の1つであり、値が大きいほど水質が悪い。 × 化学的酸素要求量(COD)の上昇は、河川または湖沼の水質改善を示す所見である。(31-2)
社会・環境と健康

生物化学的酸素要求量 (BOD)

水中の有機物が、微生物によって分解されるのに必要な酸素量。 水質汚濁に係る指標の1つであり、値が大きいほど水質が悪い。 ○ 生物化学的酸素要求量が高いほど、水質は汚濁している。(34-10)
社会・環境と健康

溶存酸素量(DO)

水中に溶けている酸素の量。 水質汚濁に係る指標の1つであり、値が小さいほど水質が悪い。 × 溶存酸素量(DO)の低下は、河川または湖沼の水質改善を示す所見である。(31-2)
社会・環境と健康

ハイリスクアプローチ

健康診断で異常値を示した者などの、ハイリスク群に対して働きかけを行うこと。 × 一般家庭への減塩食品の普及は、ハイリスクアプローチである。(32-1)
社会・環境と健康

ポピュレーションアプローチ

健常者を含めた全体に対して働きかけを行うこと。 × 高血圧症患者に対する減塩の食事療法は、ポピュレーションアプローチである。(32-1)