28-25 酵素に関する記述である。

問. 酵素に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1) アポ酵素は、単独で酵素活性をもつ。

(2) 基質との親和性が低いと、ミカエリス定数(Km)は小さい。

(3) 酵素活性の調節機構として、酵素たんぱく質のリン酸化がある。

(4) アロステリック部位は、酵素の基質結合部位である。

(5) アイソザイムは、同じ一次構造をもつ。

 

スポンサーリンク
答. (3)
解説

× (1) アポ酵素は、単独で酵素活性をもたない。
補酵素などの補欠分子族と結合してホロ酵素となることで酵素活性を得る。

× (2) 基質との親和性が高いと、ミカエリス定数(Km)は小さい。

(3) 酵素活性の調節機構として、酵素たんぱく質のリン酸化がある。

× (4) アロステリック部位は、酵素の基質結合部位ではない。

× (5) アイソザイムは、同じ一次構造をもたない。
アイソザイムは、構造は異なるが同じ反応を触媒する酵素である。