問. 全国の女子高校生を対象に、メディアを活用してやせすぎに対する注意喚起を促す情報を発信することになった。やせすぎの予防効果が期待される情報発信の内容と提示方法の組合せである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
(1) 全国の若年女性のやせの割合 ——– グラフ
(2) やせすぎによる妊孕性への影響 —— 解説文
(3) 摂食障害の事例 ——————– 漫画
(4) 思春期外来のある医療機関 ———- マップ
答. (3)
解説
予防効果を期待するためには、やせの危険性を、対象者に合った媒体で発信することが必要である。
× (1) 全国の若年女性のやせの割合 ——– グラフ
やせの割合を発信するだけでは、予防効果は期待できない。
× (2) やせすぎによる妊孕性への影響 —— 解説文
効果的な内容だが、対象は女子高生であるため解説文ではとっつきにくく、適切とは言えない。
○ (3) 摂食障害の事例 ——————– 漫画
女子高生にも親しみやすい漫画という媒体を用いてやせの危険性を発信できており、予防効果が期待できる。また、具体的な事例を用いることで罹患性の認識にもつながる。
× (4) 思春期外来のある医療機関 ———- マップ
やせへの問題意識が無いと、思春期外来の紹介をしても効果は得られない。