用語集

臨床栄養学

スルホニル尿素薬(SU薬)

糖尿病の治療に用いられる経口血糖降下薬のひとつ。 膵臓β細胞を刺激し、インスリンの分泌を促進する。 ○ スルホニル尿素薬は、インスリンの分泌を促進する。(30-124)
社会・環境と健康

酸性雨

工場や自動車から排出される硫黄酸化物、窒素酸化物によって強い酸性の雨が降る現象。
社会・環境と健康

イタイイタイ病

四大公害病のひとつ。 <発生時期>1910~1970年代 <発生場所>富山県神通川流域 <原因>鉱山廃水中のカドミウム <症状>腎臓・骨の障害
社会・環境と健康

四日市喘息

四大公害病のひとつ。 <発生時期>1962年頃 <発生場所>三重県四日市市 <原因>石油コンビナートから排出された硫黄酸化物 <症状>気管支喘息 × 四日市喘息は、食物連鎖が大きく影響した公害病または事件である。(31-3)
公衆栄養学

秤量記録法

食事摂取量の測定方法の1つ。料理や使用食材の重量や用量を測定して記録する方法。 <長所> 最も正確に摂取量が把握でき、妥当性が高い⇒他の調査方法の精度を評価する基準となる。 <短所> 対象者の負担が大きい⇒調査自体が食事内容に影響する可能性...
公衆栄養学

24時間思い出し法

食事摂取量の測定法の1つ。対象者に、調査日の前日に摂取した食物を思い出してもらい、面接者が聞き取りを行う方法。 <長所> ・対象者の負担が少ない ・調査自体が食事内容に直接影響を及ぼさない <短所> ・聞き取った食べ物の量をグラムに変換する...
人体の構造と機能

ミカエリス定数 (Km)

酵素反応において最大反応速度の1/2の反応速度をもたらす基質濃度。値が小さい酵素ほど、基質との親和性が高い。 × Km値は、反応速度が最大反応速度の1/4に達するのに必要な基質濃度である。(31-21) × ミカエリス定数(Km)が小さいほ...
社会・環境と健康

光化学オキシダント

大気中の窒素酸化物と炭化水素が強い紫外線により反応することで生じる、大気汚染物質のひとつ。光化学スモッグの原因物質である。環境基準達成率は極めて低い。 × 光化学オキシダントの環境基準達成率は、90%を超える。(32-2)
社会・環境と健康

化学的酸素要求量 (COD)

水中の有機物を化学的に分解するのに必要な酸素の量。 水質汚濁に係る指標の1つであり、値が大きいほど水質が悪い。 × 化学的酸素要求量(COD)の上昇は、河川または湖沼の水質改善を示す所見である。(31-2)
社会・環境と健康

生物化学的酸素要求量 (BOD)

水中の有機物が、微生物によって分解されるのに必要な酸素量。 水質汚濁に係る指標の1つであり、値が大きいほど水質が悪い。 ○ 生物化学的酸素要求量が高いほど、水質は汚濁している。(34-10)