問. 内分泌疾患の主な症候に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) クッシング症候群では、テタニーがみられる。
(2) 甲状腺機能亢進症では、低体温がみられる。
(3) 褐色細胞腫では、低血糖がみられる。
(4) アジソン病では、血中コルチゾールの低下がみられる。
(5) 尿崩症では、高張尿がみられる。
答. (4)
解説
× (1) クッシング症候群では、テタニーがみられない。
× (2) 甲状腺機能低下症では、低体温がみられる。
甲状腺ホルモンの分泌低下により、代謝が低下するため。
× (3) 褐色細胞腫では、高血糖がみられる。
褐色細胞腫では、カテコールアミンの分泌が増加するため、高血糖や高血圧がみられる。
○ (4) アジソン病では、血中コルチゾールの低下がみられる。
× (5) 尿崩症では、低張尿がみられる。