問. 妊娠 8 週の妊婦。妊娠前から BMI 18.5 kg/m2 未満であるが、妊娠中の適正な体重増加にほとんど関心がない。トランスセオレティカルモデルに基づいた支援として、最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 少しずつ食べる量を増やす工夫について説明する。
(2) 母体のやせが胎児に及ぼす影響を考えてもらう。
(3) 体重を増やすと目標宣言をして、夫に協力を求めるように勧める。
(4) 毎日体重を測ってグラフ化することを勧める。
(5) 自分にとってのストレスと、その対処方法を考えてもらう。
答. (2)
解説
「妊娠中の適正な体重増加にほとんど関心がない。」ということから、トランスセオレティカルモデルにおける無関心期(前熟考期)にあたると判断できる。
× (1) 少しずつ食べる量を増やす工夫について説明する。
⇒ 実行期における支援である。
○ (2) 母体のやせが胎児に及ぼす影響を考えてもらう。
× (3) 体重を増やすと目標宣言をして、夫に協力を求めるように勧める。
⇒ 準備期における支援である。
× (4) 毎日体重を測ってグラフ化することを勧める。
⇒ 実行期における支援である。
× (5) 自分にとってのストレスと、その対処方法を考えてもらう。
⇒ 実行期における支援である。