問. わが国のがん(悪性新生物)に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 2000 年以降、がんの年齢調整死亡率は増加傾向にある。
(2) 全国がん登録は、がん死亡の全数把握を目的としている。
(3) 健康増進法に基づいて実施されるがん検診は、都道府県の事業である。
(4) 2019 年国民生活基礎調査によると、乳がん検診の受診率は 60% を超えた。
(5) 都道府県は、がん対策推進計画を策定しなければならない。
答. (5)
解説
× (1) 2000 年以降、がんの年齢調整死亡率は減少傾向にある。
× (2) 全国がん登録は、がん罹患の全数把握を目的としている。
全国がん登録では、がんを診断した医療機関は都道府県知事に届け出ることが義務づけられている。
× (3) 健康増進法に基づいて実施されるがん検診は、市町村の事業である。
× (4) 2019 年国民生活基礎調査によると、乳がん検診の受診率は 60% を超えていない。
47.4% となっている。
○ (5) 都道府県は、がん対策推進計画を策定しなければならない。