問. 離乳の進め方に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1) 探索反射が活発になってきたら、離乳食を開始する。
(2) 離乳食を開始したら、母乳をフォローアップミルクに置き換える。
(3) 離乳食開始後1か月頃には、1日3回食にする。
(4) 生後7~8か月頃(離乳中期)には、舌でつぶせる固さの食事を与える。
(5) 離乳期には、手づかみ食べをさせない。
答. (4)
解説
× (1) 哺乳反射が減弱してきたら、離乳食を開始する。
哺乳反射には、探索反射、捕捉反射、吸啜反射などがある。
× (2) 離乳食を開始したら、母乳をフォローアップミルクに置き換えない。
フォローアップミルクは、母乳の代替品ではない。離乳食で足りない栄養素を補うため、必要に応じて使用する。
× (3) 離乳食開始後1か月頃には、1日2回食にする。
○ (4) 生後7~8か月頃(離乳中期)には、舌でつぶせる固さの食事を与える。
× (5) 離乳期には、手づかみ食べをすすめる。
他にも、家族と一緒の食卓を楽しむなど、食べる楽しさの経験を増やしていくことが重要である。