問. 78歳、男性。改訂水飲みテスト3点。嚥下造影(VF)検査で、薄いとろみのついた水分は摂取できた。下顎の可動範囲が小さく、動きは鈍い。舌による食品の押しつぶしは難しかった。この患者に提供する食事の形態として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
(1) オレンジジュース
(2) 七分粥をミキサーにかけたもの
(3) 全粥
(4) 煮込みうどん
答. (2)
解説
× (1) オレンジジュース
さらさらして酸味もあり、むせやすいため、不適である。
○ (2) 七分粥をミキサーにかけたもの
咀嚼が必要なく、かつ適度なとろみもあるため、適切であると考えられる。
× (3) 全粥
舌による食品の押しつぶしは難しいことから、適切ではない。
× (4) 煮込みうどん
舌による食品の押しつぶしは難しいことから、適切ではない。