問. 臨床検査に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) C反応性たんぱく質(CRP)の血中濃度は、炎症があると低下する。
(2) 血中尿素窒素は、たんぱく質の異化亢進で減少する。
(3) 胆道が閉塞すると、血中で間接ビリルビンが優位に増加する。
(4) 臓器移植では、ヒト白血球型抗原(HLA)の適合を判定する。
(5) 75 g 経口ブドウ糖負荷試験は、糖尿病網膜症の有無を判断するために行う。
答. (4)
解説
× (1) C反応性たんぱく質(CRP)の血中濃度は、炎症があると上昇する。
× (2) 血中尿素窒素は、たんぱく質の異化亢進で増加する。
× (3) 胆道が閉塞すると、血中で直接ビリルビンが優位に増加する。
○ (4) 臓器移植では、ヒト白血球型抗原(HLA)の適合を判定する。
× (5) 75 g 経口ブドウ糖負荷試験は、糖尿病の有無を判断するために行う。