32-98 ストレス応答の抵抗期に関する記述である。

問. ストレス応答の抵抗期に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1) 交感神経の活動は、低下する。

(2) 糖新生は、亢進する。

(3) 血中遊離脂肪酸値は、低下する。

(4) 血清ビタミンC値は、上昇する。

(5) 尿中カルシウム排泄量は、低下する。

 

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答. (2)
解説

ストレス応答の抵抗期は、生体がストレスに対して適応力を獲得した時期であるが、新たなストレスに対する抵抗力は弱くなる。

抵抗期には、交感神経の興奮や、カテコールアミン・コルチゾールの分泌増加が起こり、それに伴う反応が生じる。

× (1) 交感神経の活動は、亢進する。

(2) 糖新生は、亢進する。
コルチゾール分泌が増加するため。

× (3) 血中遊離脂肪酸値は、上昇する。
カテコールアミンの分泌が増加するため。

× (4) 血清ビタミンC値は、低下する。
ビタミンCは、コルチゾールやカテコールアミンの合成に必要であるため。

× (5) 尿中カルシウム排泄量は、増加する。
コルチゾール分泌が増加するため。

 

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