30-112 メタボリックシンドローム改善を目的とした栄養教育の経済評価に関する記述である。

問. メタボリックシンドローム改善を目的とした栄養教育の経済評価に関する記述である。 □に入る正しいものの組合せはどれか。 1 つ選べ。

栄養教育の総費用は、240,000 円、学習者は 60 人であった。学習者のうち、教育の結果目標である、「体重を 5 % 以上減少」を達成できた者は 50% であった。結果目標達成者 1 人当たりを効果の単位とした場合の a は、b 円であったと計算できる。

a —– b
(1) 費用効果 —– 8,000

(2) 費用効果 —– 4,000

(3) 費用便益 —– 120,000

(4) 費用効用 —– 8,000

(5) 費用効用 —– 4,000

 

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答. (1)
解説

a —– b
(1) 費用効果 —– 8,000

単位効果あたりの費用を評価するのは、費用効果分析である。

学習者60人のうち目標を達成できた者は50%、つまり30人であった。
目標達成者を30人出すのにかかった費用が240,000であるため、目標達成者1人当たりの費用は、240,000÷30=8,000となる。